徒然草Annex
今年の夏期休暇

2週間ほど前に急に決まった夏期休暇も本日まで。

職場のほかのスタッフとの日程調整の結果、突然この時期に取得することになったもので。レッズの遠征と重ねて夏期休暇とすることが多いのだが今年はこの時期はレッズの試合は全くなし。こんな時期に夏期休暇を取るのもかなり久しぶりのような気がする。

でも、いろいろ大忙しで土日が休みになって試合に行くこともほとんどできなかった春から夏頃に比べたら、こうやって長期休暇を取得させてくれるようになってきたわけで。これからは少しずつ試合に行ける機会も増えてくるのかな、なんて思ってます。

そんな夏期休暇、どこでどうすごそうかと特典航空券を調べていたら、2週間前でも韓国行きの特典航空券は取れるものなのね。というわけで、急きょ韓国に出かけて参りました。

そんな韓国で行ったのはこちらのほう。
水原三星のホームスタジアム、水原ワールドカップスタジアム。現在Kリーグクラシック2位の水原、このまま行けば来年ACLに出場してくる可能性が高く、レッズが来年ACLに出場した際にはここで試合を行う可能性がある。そんなわけで、もし来年ここで試合を行うことになった時のために、事前に下見をしてきました。本当に来年ここで試合ができるといいな。
そしてもう一つ。FCソウルの練習場「GSチャンピオンズパーク」。レッズでいえば大原サッカー場のようなところか。ソウル地下鉄「クァンナル駅」からバスに乗ってウォーカーヒル方面に向かって10分ほどで到着。さすがに中に入って練習を見学させてもらうことはできなかったが、施設の外からフェンス越しに練習の様子を少し見て来ました。

FCソウルといえば、エスクデロが所属しているクラブ。自分が韓国滞在時にアウェイ・蔚山で行われた試合では2ゴールあげる大活躍をしたそうな。いつかACLでFCソウルとの対戦でエスクデロと対戦してみたいものです。

そんな夏期休暇も今日で終わり。明日からまたお仕事です。

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また韓国に行ってきた

世間はFIFAワールドカップ真っ最中というときに空気読まずにブログ更新。

今年2回目、通算では9回目の韓国に行ってきました。

当初この時期に行く予定はなかったのだが、仕事場の部旅行がたまたま韓国になったので行くことになりました。1年で2回韓国に行くのは2007年ACLで全州と城南に行ったとき以来かな。さらに、往復の飛行機が大韓航空というのも9回目にして実は初めて。ANAマイラーな自分は大抵ANAかアシアナ航空に乗ることが多いので、それ以外に乗ること自体ほとんどないわけで。まあ、今回は部旅行だし旅行会社が取ってくれた飛行機がたまたま大韓だったというわけですから。
まあ、何度も行ってる韓国ではありますが、普段仕事を共にしている人たちと一緒に行くのは初めて。というわけで、今回は自分仕切りではなく、他の方々が見つけてくれた焼き肉屋まで、旅行会社が用意してくれた車で移動。

行ったのはこちらの店。麻浦(マポ)からソウルワールドカップ競技場へ向かう途中にある「合井(ハプチョン)」という街にある「肉값하네(ユッカプタネ)」という店。

写真のような建物の店なのだが中の雰囲気はオープンな感じで、軒下の屋台で肉を焼いて食べているような雰囲気はなかなか格別。肉もおいしいし安いし、また行ってみたい店が増えました。でも、われわれが行く時の定宿からはちょっと離れてるんだよな~

これで9回目の韓国。でも今までの韓国は全部自分で予約して行った個人旅行。行ってもせいぜい4~5人くらい。それが今回は総勢17人の大人数。これだけの大人数の旅行をまとめた今回の旅行の幹事の先輩には大感謝。おかげで自分でいろいろ手配などしない韓国旅行というものを満喫してきました。

また、普段は仕事意外で一緒になることの少ない仕事場のみなさまとプライベートでこれだけ長く一緒にいたというのも初めてかもしれない。いろいろある今日この頃ではありますが、みなさまとこうやって楽しく過ごせたというのもいいことだったのではないでしょうか。また明日からのお仕事がんばりましょうね。

みなさま、お疲れさまでした。

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2010韓国旅行記(10)

3泊4日の韓国の旅の最終日もいよいよ最終章。梨大から新村へ向かいます。

こちらの建物は新村駅。新村といっても地下鉄の駅ではなく地上駅。2日前に行った都羅山駅の方まで続いている鉄道「京義線」の途中にある駅です。手前の建物は1920年に「京義線」が開通したときに作られた旧駅舎。奥の大きな建物が2006年にできた現駅舎。駅ビルとして「ミリオレ」等が入居する非常に大きな駅舎に生まれ変わったのだが、問題はこの旧駅舎。当初は保存しないつもりだったそうだがこの駅舎が「ソウル市内に現存する最古の駅舎」だということで保存することになったようで、復元工事も行われたとのこと。きっとこの状態でずっと残っていくんでしょうね。
KORAIL新村駅から地下鉄新村駅まで歩いている途中でそろそろランチの時間。「何か麺類を食べたい」という意見を取り入れながらたまたま見つけたのがカルグクスの店。カルグクスとは韓国風うどんのことで、辛いものづくしだった韓国の旅の最終日のランチとしてはちょうどいいものになったのではないでしょうか。でも、そんな中でもサイドメニュー代わりにトッポッキを頼んでしまったのはお約束ということで。

NH1294 金浦空港19:40 → 羽田空港21:35

そして明洞で最後のお買い物をした後で金浦空港へ戻り、いよいよ帰りの飛行機の時間。最後の最後、金浦空港にあったCDショップで今回の韓国の旅で一番買いたかった「少女時代」の最新アルバムを購入し、今回の旅の目的はすべて終了。帰りも全日空の飛行機にて一路羽田空港へ。ほぼ定刻で無事に羽田空港に到着し、3泊4日の韓国の旅も終了。

今回の韓国の旅は、これまで数多く行った韓国の旅の中でも「初めて」というものが非常に多く、いろんな意味で非常に色濃い旅になったような気がします。やっぱり一番印象に残ったのは「軍事境界線、DMZツアー」。自分が生きているうちにいつかこの境界線を自由に渡って誰もが気軽に平壌に行ける日、そんな日がやってくることを願ってやみません。

今回の旅にご一緒させていただいたみなさま、本当にお疲れさまでした。いろいろ至らないところが多々あったかと思いますが、みなさまに楽しめていただければ何よりです。またいつかみなさんと一緒に韓国に行けることを楽しみにしております。

お疲れさまでした。

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2010韓国旅行記(9)

3泊4日の韓国の旅もとうとう最終日。今日はソウル市内でのんびり過ごしましょう。

といっても、ソウルの街も結構いろんなところに行っているわけで。でもせっかくだから今まで行ったことのない街に行ってみましょう、ってことで、「弘大入口」方面へ。ここは、弘益大学という韓国の大学のある街で、隣の新村や梨大とともに学生街として賑わっている街。というわけで、そんな街に降りてみる。

降りてみると、駅前は花屋さんの露天が並んでいる。よく見ると、ちょうどこの日が弘益大の卒業式だったようで、その卒業祝いのために花束を売る花屋さんが露天を出しているようでした。卒業式でこのような花で祝ってもらえるのはちょっと羨ましい。自分の大学卒業式のときなんてそんなものは全くなかったし。

そんな弘大入口で見つけたのは上の写真の建物。「コーヒープリンス1号店」。韓国ドラマ「コーヒープリンス1号店」でロケ地として使われた店がそのまま店になってしまったそうな。正直、このドラマ見てないのでなんとも言えないのだが、ドラマを見た方にはたまらない場所なんでしょうね。自分が「サムスン階段」に行ってみたいと思っているような。

続いて梨大へ。梨大とは「梨花女子大」の最寄り駅。いわゆるお嬢様学校の最寄り駅なのだが、こちらも駅を降りてみると一面の花屋さん。梨大もちょうどこの日が卒業式だったらしい。この日の梨大の失業式の様子は自分の韓国情報収集の御用達サイト、ソウルナビにも紹介されていたのでそちらを参照のこと。でも、こうやって韓国情報サイトにも紹介されるくらい有名なところなんですね。そんなところにお目にかかれただけでもちょっと満足。

そんな韓国の旅の最終日。梨大から新村方面へと向かっていきます.....

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2010韓国旅行記(8)

韓国第3日、水原の旅。民俗村から戻り、続いては水原華城へ。
水原駅前からは路線バスに乗る。相変わらず運転の荒い韓国のバスに揺られること約10分。街中に突然現れたのが左側の建物。これが「八達門(パルタルムン)」。街中の道路のど真ん中にこのような門が現れて車道がその周りをロータリーのように回っている。3年ほど前に行った全州の街中にもこのようなところがありましたね。ソウルの南大門もこんな感じだし。

そしてこの八達門の横に進むと観光案内所があり、城郭の方へ登る長い階段が。この長い階段を上る気は全然なかったので(ヲイ)、その横にある「華城行宮」のほうへ行ってみる。5分ほど歩いて現れたのがこんな建物。早速入場券を買って中に入ってみる。

この中は朝鮮王朝時代の王様の別邸だったそうで。最近の韓国の時代劇ドラマのロケ地でも使われているそうです。そんなロケ地の一つが左の写真。どのドラマのどのシーンで使われているのかは、カーソルを写真に合わせてみてください。

水原華城観光も終わりソウルへ戻る。行きは地下鉄で移動してきたから帰りはせっかくだから乗ってみよう、ということで、ムグンファ号の切符を購入。急行列車でソウルへ戻ります。車内は2x2のシートだがレールの幅が日本の在来線より広いぶん座席の間は日本の特急よりもゆったりしている感じがする。そんな列車に揺られること30分でソウル駅到着。行きに1時間かかったコースを30分で戻ってきてしまいました。ムグンファ号、なかなか快適です。この列車、折り返しで釜山まで行くようです。今度は釜山まで乗ってみたいな。

ソウルへもどりソウル駅前のロッテマートでお土産購入後、今回の韓国の旅の最後のディナー、ということで、当然のように今日はニク。明洞にある焼き肉店にて。この店。3年前の城南遠征の時に初めて行って以来毎回ここに寄っております。何回行ってもこの店のニクはおいしい。きっと次回韓国に来たときもニクはこの店で食べるんでしょうな。

3泊4日韓国の旅。いよいよ明日は最終日です。

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2010韓国旅行記(7)

3泊4日の韓国の旅の第3日。今日はちょっとソウルを離れて遠出をしてみようかな、ってことで、ソウルから地下鉄に乗ること1時間。水原まで行ってみました。

ソウル地下鉄2号線
 乙支路3街 → 市庁
ソウル地下鉄1号線
 市庁 → 水原
ムグンファ1214号
 水原17:31 → ソウル18:03


水原市とは
京畿道の道庁所在地。ソウル特別市首都圏南部の中核都市。
中心市街地は、ユネスコ世界文化遺産に登録されている「華城」の城壁に取り囲まれている城郭都市。名物は水原カルビ(牛カルビの焼肉)。サッカーの水原三星ブルーウィングスも知られる。

面積: 121.1km²(さいたま市:217.49km²、旧浦和市:70.67km²)
人口: 約100万人(さいたま市:約120万人)
(以上、Wikipediaより引用)

面積はさいたま市より半分くらいだが人口はさほど変わらない。それだけ水原の方が人口密度が高いということなのでしょうね。実際、街の中心部などは浦和や大宮中心部よりもごちゃごちゃしていたし。あと、水原には水原三星というKリーグチームがあるのだが、今回はワールドカップスタジアムには行かずに「韓国民俗村」と「水原華城」へ行ってみた。

そんな水原の旅のスタートが上の写真。水原観光案内所。隣の水原駅は駅ビル併設の近代的な建物になっているのだが、そのとなりの観光案内所は非常に趣のある建物になっていた。

観光案内所にて民俗村の入場券を買い、シャトルバスに乗って揺られること30分。やっと民俗村に到着。

これが民俗村の入り口。ここをくぐって村の中に入るとその中は、朝鮮半島のそれぞれの地域の民家や農家などが復元されている。そんな街並みの写真を並べてみた。
われわれが来る直前には雪が降ってかなり寒かったようで、水車などは上の写真のように凍ってしまっていました。でも、この日は思ったよりも暖かい。そのためか、朝の霜柱が溶けて地面はかなりぬかるんでいて歩きづらかった。そんな中を進んでいきます。

民俗村はこういった昔の街並みを再現しているだけではなく、中ではいろいろなイベントも行われている。そんな一つが左の写真。綱渡り(チュルタギ)のイベントです。他にも伝統的な結婚式の再現イベントなどもあったようですが、時間が合わなくてそちらの方は見られませんでした。

今日のランチは民俗村の中にある「ジャント(市場)」の食堂にて。わかりやすく言えば「フードコート」。中央にある食券売り場で食券を買ってそれぞれの売り場へ行って料理を受け取る。そんなジャントにて注文したのは「キムチチゲ」。雪が残っているものの若干暖かい外で食べるチゲというのもなかなかいいもので。

キムチチゲのランチを堪能した後は再びシャトルバスで水原駅に戻り、今度は水原華城へと向かいます。

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2010韓国旅行記(6)

緊張感いっぱいの「南北軍事境界線、板門店ツアー」も無事に終わり、2日目のディナータイムへ。
2日目の夕食は、ここも定番となりました明洞の「古宮」にてピビンパ&チヂミを。古宮はピビンパの本場全州にもあるピビンパの名店で、3年前の全州遠征のときも全州でこの店に行きたかったのだがすでに別なグループの予約で満席だったためにやむなく断念した、そんな曰くつきの店。そんな店で石焼きピビンパと海鮮チヂミを食してみる。ピビンパなどは今や日本でも普通に食べられる代物ではあるのだが、やっぱり韓国で食べるそれとは味が違う、そんな気がするのは気のせいでしょうかね。

夕食終了。明洞の街をいろいろ買い食いしながら歩いているとふと見つけたのがこんな看板。「노래방(ノレバン)」日本語で言えばカラオケボックス。そんな看板を見つけて突然入ってみたくなり1時間ほど寄ってみる。自分にとっては初めて韓国に来たときに現地の人に連れて行ってもらって以来2回目のノレバン。店の中の雰囲気は日本のカラオケボックスとほとんど変わりない。でも大きな違いは曲リストが韓国語の歌が中心なこと(当たり前か)。しかも、日本なら普通にある「歌手名別」のリストがなく「曲名順」んぽリストしかなかったこと。しかも(当然ではあるが)、曲名の順番も「あいうえお順」ではなく韓国語のハングルの順番「カナダラ順」であること。そんな中で曲探しに悪戦苦闘しながらも韓国の曲を中心に歌ってみる。

昼間は「DMZ、板門店ツアー」、夜は明洞でカラオケ、そんな非常に濃い1日も無事に終了。いろんなことがあった1日。今まで数多く韓国に来ているけど、この日はこれまでの中でも一番濃い1日になったような気がします。長いながい1日、本当にお疲れさまでした。

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2010韓国旅行記(5)

南北軍事境界線、板門店ツアー。いよいよやってきました。板門店、JSAへ。

再び統一大橋を渡り民間人統制区域の中に入りしばらく行くと「キャンプボニファス」に到着。ここで今まで乗ってきたバスから国連軍が用意したバスに乗り換えて板門店へと向かう。まずはその前にこちらで板門店について説明を受ける。.....するとここでハプニングが発生。説明中に突然会議室の電気が消えて真っ暗になってしまった。一瞬何事かと思ったが原因は単なる停電だったらしい。というわけで、説明が最後まで終わらないうちに国連軍のバスが到着。板門店まで向かうことになった。

バスに乗り込み出発。しばらくするとDMZの中に突入。さらに数分後に突如として建物が現れる。ついに到着。板門店。共同警備区域JSA(Joint Security Area)。バスを降りまずは正面にある建物(自由の家)に入り2列に並ぶ。そして自由の家を出てその向こうにある青い建物の中に入る。ここがあの「軍事停戦委員会本会議場」。南北境界線の中央にあり、会議室の中心のテーブルは境界上にあり、マイクやマイクケーブルもその境界線を示すように配線されているそうです。そんな会議室内を撮った写真が上の1枚。この建物の中だけは南北行き来しても大丈夫ということで、ほんの少しだけ北朝鮮に入ってみる。

本会議室の中から外を撮影するのもOKだったので撮った1枚が左の写真。写真中央のブロックがまさに「軍事境界線」。このブロックより右側が「大韓民国」、左側が「朝鮮民主主義人民共和国」になります。ちょっとまたいだらあっという間に北朝鮮に行ける、これだけ見るとそんな感じがするのですが、このブロックの上には目に見えない大きな壁があるんですね。この壁が取り払われる日はいつやってくるのでしょうか。

北の建物「板門閣」を撮ることができたのでその1枚。われわれが来ているためか、入り口のところには北朝鮮の兵士がこちらを見ている様子がうかがえます(写真にカーソルを合わせると拡大表示されます)。

その後、ポプラの木事件の記念碑などを車中から見て板門店を後にしてキャンプボニファスまで戻る。ここにあるお土産店にてお土産を購入。再びわれわれが乗ってきたバスに戻りソウルまで戻ってくる。早朝8時半より始まった「南北軍事境界線、板門店ツアー」は夕方5時半頃、ソウル市内のロッテホテルに戻り、無事に終了。

南北朝鮮が対峙している現場を目の当たりにした感想は......軽々しく言うのもはばかるような、そんな緊張感がありました。今言えることは、いつの日かこの境界線を越えて自由に行き来できる日がやってくること、そんな日がやってくることを願ってやみません。都羅山駅の看板にこんな言葉がありました。

남쪽의 마지막 역이 아니라 북쪽으로 가는 첫번째 역입니다.
(南の最後の駅ではなく、北へ行く最初の駅です)

確かに、ここは南の端ではないんですよね。これから北へ向かう出発点。いつの日か、今日一緒にツアーに参加した仲間とともにソウルから平壌行きの列車に乗ってビールを飲みながらここを通過できるようになる。そんな日がやってくることを祈ります。


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2010韓国旅行記(4)

南北軍事境界線、板門店ツアー。続いては南侵第3トンネル見学です。
北朝鮮が韓国に攻め入るために掘ったというトンネルの一つである。このトンネルは3番目に発見されたためにこのような名前で呼ばれている。現在までに既に4つのトンネルが発見されているそうだが、きっと実際には発見されていないトンネルがまだあるんでしょうね。

ヘルメットをかぶってモノレールに乗って地下に降りる。地下にたどり着いてモノレールを降りると左方向に進むトンネルが。これが第3トンネルの実物。進んでいくとところどころにダイナマイトを設置した跡などが残り生々しい雰囲気が残っている。ここを掘った人たちはどんな思いでこのトンネルを掘ったんでしょうね。

ここはトンネルがあるだけでなくDMZ(DeMilitarized Zone)について紹介する「広報館」や「映像館」などが併設されておりそこでDMZについての映像を見たりお土産物を買ったりと行ったこともできるようになっている。「平壌」と書かれたお酒がおいてあったがラベルの「制作地」を見たら韓国の地名でした.....

南北軍事境界線、板門店ツアーも午前の部が終了。ここで昼食タイム。というわけで、民間人統制区域をいったん出て近くの食堂にて「プルコギ」を堪能。ツアーで着いてくる食事というとあまりいいイメージがなかったのだがここのプルコギはなかなかのお味でした。個人的にも、8回も韓国に行っていながら韓国でプルコギを食べるのは初めてだったりするわけで、その分余計においしかったのかもしれませんが。

そんな昼食を終えていよいよ午後の部へ。午後の部第一弾は「臨津閣」。民間人が自由に行くことのできる最後の地点ということもあり、一般の客も結構多い。そんな中での観光で一番目に付いたのはこの線路と橋脚。旧・京義線の橋脚が線路の先にあります。そしてその左となりには現在の京義線の線路が。こういうものを見るとまさにこの地が分断の地なんだなということを改めて思い知らされます。

そんな臨津閣をあとにしていよいよ、板門店・JSAへと向かっていきます。

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2010韓国旅行記(3)

3泊4日の韓国の旅の2日目。今日は今回の旅のメインイベント。南北軍事境界線、板門店ツアーの日です。

2010年2月20日(土)


都羅山駅
都羅展望台
第3トンネル(モノレール利用)
DMZ映像館・展示館
臨津閣、公園・自由の橋
国連キャンプ・ボニパス
JSA内


午前8時半、ソウルを出発、漢江に沿って北へと進む。しばらく進んでふと道の左側を見ると、左側の路肩付近には鉄格子、そして所々にある見張り小屋。聞くとすでにこれより北側は民間人は入ることのできない「民統線」とのこと。ソウルからまだ少ししか進んでいないのにもうあっという間にそういうエリアに着いてしまうんですね。そんなことにもびっくりするくらいの旅、この先どんなことが待っているのやら。

1時間ほどで「統一大橋」に到着。ここでパスポートチェックを受けて統一大橋を渡る。渡るとそこは民間人が入ることのできない民間人統制区域。そこは指定箇所以外は自由に写真も撮ることができないエリア。

そんな中、最初の訪問地「都羅山駅」に到着。ここはソウルからの「京義線」の韓国側の最終駅。民間人統制区域にある唯一の駅でソウルからの列車は通っているが自由に来ることはできない駅。そんな駅へやってきました。
駅舎に入ると改札口のところは「憲兵」が警備をしております。でも入場券を買うことにより駅の中に入ることはできるようなので入場券を買って駅の中に入ってみる。そして入ったホームが右の写真。駅のホームより北の方を撮ったもの。線路の先には「北朝鮮」があるわけですが、ここを通って自由に先まで進める日はいつやってくるんでしょうかね。

そんな駅のホームで撮ったのは都羅山駅の駅名票。南・ソウルまでは56キロ、北・平壌までは205キロと、それぞれ書かれております。

そんな都羅山駅の次の訪問地は「都羅展望台」。北朝鮮を見ることができる展望台ではあるのですが、そんな場所出るが故、展望台に書かれた黄色いラインより先では写真の撮影不可。というわけで、ラインぎりぎりに立ってがんばって撮った写真をアップしてみます。もっと背の高い人なら北朝鮮の方をもっと撮れるのかなぁ。

そんなDMZツアーの第2日は、第3トンネルへと進んでいきます。

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