2010韓国旅行記(4)
南北軍事境界線、板門店ツアー。続いては南侵第3トンネル見学です。
 北朝鮮が韓国に攻め入るために掘ったというトンネルの一つである。このトンネルは3番目に発見されたためにこのような名前で呼ばれている。現在までに既に4つのトンネルが発見されているそうだが、きっと実際には発見されていないトンネルがまだあるんでしょうね。
ヘルメットをかぶってモノレールに乗って地下に降りる。地下にたどり着いてモノレールを降りると左方向に進むトンネルが。これが第3トンネルの実物。進んでいくとところどころにダイナマイトを設置した跡などが残り生々しい雰囲気が残っている。ここを掘った人たちはどんな思いでこのトンネルを掘ったんでしょうね。
ここはトンネルがあるだけでなくDMZ(DeMilitarized Zone)について紹介する「広報館」や「映像館」などが併設されておりそこでDMZについての映像を見たりお土産物を買ったりと行ったこともできるようになっている。「平壌」と書かれたお酒がおいてあったがラベルの「制作地」を見たら韓国の地名でした.....
南北軍事境界線、板門店ツアーも午前の部が終了。ここで昼食タイム。というわけで、民間人統制区域をいったん出て近くの食堂にて「プルコギ」を堪能。ツアーで着いてくる食事というとあまりいいイメージがなかったのだがここのプルコギはなかなかのお味でした。個人的にも、8回も韓国に行っていながら韓国でプルコギを食べるのは初めてだったりするわけで、その分余計においしかったのかもしれませんが。
そんな昼食を終えていよいよ午後の部へ。午後の部第一弾は「臨津閣」。民間人が自由に行くことのできる最後の地点ということもあり、一般の客も結構多い。そんな中での観光で一番目に付いたのはこの線路と橋脚。旧・京義線の橋脚が線路の先にあります。そしてその左となりには現在の京義線の線路が。こういうものを見るとまさにこの地が分断の地なんだなということを改めて思い知らされます。
そんな臨津閣をあとにしていよいよ、板門店・JSAへと向かっていきます。
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