遠征の合間の局巡り - FM Kawaguchi 856 Studio
入間、鴻巣、浦和、朝霞に続いて、埼玉県内で5局目の「コミュニティFM局」が先日、2015年9月1日(火)、川口に開局しました。それを記念して早速、開局2日目となる9月2日、FM川口がどこまで届いているのかのチェックも兼ねて、局のある建物を訪れてみました。
今回開局したのは川口のコミュニティFM局「FM Kawaguchi 856 Studio」。スタジオがあるのは川口市内。といっても川口駅の近くではなく国道122号線、十二月田交差点の近く。「セントラルグループ」というグループ会社の本社ビルの中に本社スタジオ、そして送信設備もあるようです。
建物の正面入り口付近を1枚。グループ本社のブログによるとこの中の1階にスタジオがあるようですが、外からスタジオを見学できるようにはなっていないようで、外からスタジオの様子はうかがえず。もっとも、周囲は駅に向かう路線バスもたくさん通る大通りだからあそこにスタジオ見学のお客さんがやってきても、見学する場所もほとんど取れないだろうし、現実的ではないですな。
その代わり、毎週金曜日は以前ここでも紹介した「東京スカイツリータウンスタジオ」から生放送を行っているそうです。と、改めて前回こちらを紹介したときにアップしたスタジオの写真をよく見ると、スタジオのガラス面に張っているポスターに「KISS IN THE SKY」と書かれている。この当時はUstreamで放送されていたのだが、まさにこの番組が今月からFM川口で放送されている。こちらならスタジオ見学もできそうだし、いつか見に行ってみようかな。
「FM Kawaguchi 856 Studio」その名が示すとおり周波数85.6MHzで放送されている。いわゆる「地デジ化」の影響でこのあたりの周波数も利用しやすくなり、出力も20Wで放送されている。開局して10年近くになるREDS WAVEが今も3Wで放送しているのが非常にかわいそうになってくるくらいだが。
じゃあ、そのFM川口がどのあたりまで聞こえるのか、車のラジオで聞きながら走ってみた。新大宮バイパスあたりはかなりきつそうな感じ。戸田市内に入って若干聞こえるようになるもかなり雑音混じりの音声。良好に聞こえるようになったのはやはり川口市内に入ってから。川口市内ではだいぶ良好に聞こえたけど、外環(298号)はさいたま市南区に入ると雑音が大きくなった。ざっと走って聞いた印象では、やはり、川口市内は良好に聞こえるものの、川口市を離れると受信するのはかなり難しそうな感じがしたが、もっとも、川口市に向けて放送している放送局なのだから、それでかまわないのか。
本社ビル屋上にあったアンテナがこの写真。こちらから川口市内に向けて放送が行われているようです。
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テーマ:局巡り - ジャンル:テレビ・ラジオ
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